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<世界禁煙デー2016>

毎年5月31日は国際デーの一つである世界禁煙デーです。詳細については昨年5月30日のひとりごとでお伝えしました。

世界禁煙デーは世界保健機関(WHO)が定め1989年から実施されています。WHOとその協力組織は、健康を損ねるタバコ使用を減らすための呼びかけをおこなっています。

今年、WHOとタバコ規制枠組み条約の事務局はタバコ製品のプレーンパッケージ化を推進する運動を進めています。

タバコの箱をプレーンパッケージ化(タバコのパッケージの一切のコマーシャルデザイン(ロゴ、ブランドネーム)の禁止、商品名、本数だけの地味なテキスト表示だけを許可する措置)する運動です。プレーンパッケージ化すると、タバコ製品の魅力をアピールし、「タバコ使用で健康が損なわれることはない」という誤った情報の拡散を防ぐことができ、有害警告表示の効力を強めることができます。

タバコ製品のプレーンパッケージ化は、タバコの箱に地味な配色で、製品名と会社名だけの表示を許可し、ロゴ、彩色、ブランドイメージの表示を禁止する措置です。政策立案者、市民社会ならびに一般市民国民のみんなが自国政府に対して実施を働きかけることが必要です。

日本では日本禁煙学会が中心となって運動を広めています。一人でも多くの喫煙者が一日でも早く禁煙できることを、周りにいる非喫煙者が働きかけることも重要だと思います。