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<コロナの患者さん急増中>

当院では6月になりコロナ感染症と診断された方が急増しています

「まだコロナの患者さんているんですね」、「自分はかかるわけないと思っていた」という患者さんが多く、また、一時少なくなった印象だったコロナ感染後の持続する咳を訴える患者さんも増えている印象です

実際のコロナの検査数と陽性者数は、昨年11月は42件中14名、12月は22件中11名と陽性率も、陽性者数も大変高値でした

年が明けて感染が落ち着くと、今年1月は17件中2名、2月は36件中3名(インフルエンザ9名)、3月は40件中6名(インフルエンザ4名)と、明らかに減っていました

しかし、4月以降増えつつあり、4月は28件中4名(インフルエンザ2名)、5月は32件中6名(インフルエンザ3名)、6月は急増しており、37件中14名(インフルエンザ0名)でした

症状についても、一時微熱程度の方が多い印象でしたが、最近は39度前後の高熱を訴えて来る方が増えてきています

咳の後遺症の方も増えてきています

沖縄県では入院を要するコロナ感染症の方が急増し、救急医療を担っている先生たちは苦労されているようです

長野県内の高校では文化祭を契機にコロナ感染による欠席者が増え、休校となっているところも有ります

コロナに対する対応が緩くなったこと、人が集まる機会が増えたことが原因と思いますが、それに加えて株が置き換わっているような印象です

コロナに罹り苦しんでいる方がまだまだいます

ご自身もかからぬよう、さらに、周りに思いやりをもって生活をしていただければと思います