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3度目の緊急事態宣言

東京、大阪などに3度目の緊急事態宣言が出されました。

テレビなどを見ていると、東京や大阪に住んでいる方はもう慣れてしまっているのか、自分は大丈夫と過信しているのか、人の出はあまり減っていないように見えます。

松本のような田舎は東京や大阪などに比べると感染者の数は少ないのですが、警戒心は強く、あまり出歩かない方が多い印象です。

どちらがいい、悪いではないのですが、変異株が増えてきて、若年層でも重症化するとの報告も有ります。これは、なるべく罹らないに越したことはないと思います。後遺症の問題も解決していませんし、発症初期や軽症者に対する治療薬も未だに認可されていません。

入院調整中に増悪したり、軽症病床に入院中に増悪したりする方もいますが重症病床が空かず、そのまま亡くなっているとの報道も有ります。

感染者数が増えると一定の割合で重症者数も増えます。

私たちが出来る基本的な感染予防は、ひとと人との密接な接触を減らすことで変わりません。何とか感染者数を減らす努力をしたいですね。